日本バイオマスプラスチック協会 JBPA

試験研究の公募

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バイオプラスチックの新たな付加価値を見出す試験研究の公募

日本バイオプラスチック協会
2024年6月3日

公募概要

バイオプラスチック(生分解性プラスチック、海洋生分解性プラスチック、バイオマスプラスチック)は廃棄物の削減や温室効果ガスの発生抑制という優れた環境性能から、循環型社会に適合するプラスチックとして近年注目されています。しかしながら、未だに生産量が少なく価格が割高という課題があります。

本公募では、バイオプラスチックの普及を加速させるような、新たな付加価値を見出す試験研究に対して、試験研究費を助成します。

  • 募集期間:
    2024/6/5(水)~7/31(水)
  • 試験研究助成費の規模:
    最大200万円 (契約時40%、残額は終了時に支払い)
  • 試験研究の実施期間:
    採択後の契約完了(本年10月予定)から最長2026年1月末まで
  • 対象となる試験研究分野:
    生分解性プラスチック、海洋生分解性プラスチック、またはバイオマスプラスチックに関して、環境貢献以外でのポジティブな側面を見出す試験研究
    例)
    • 生分解性の農業用マルチの使用による農園芸作物の収量増加
    • 海洋生分解性プラスチックの使用による水産養殖の収穫増加
    • バイオマスプラスチック使用によるペット用品の機能向上

※ ただし 哺乳類にプラスチックを食べさせる等、安全性の確認が取れない試験研究は除外する。

応募要件

  1. 大学および公的研究機関(共同研究先として企業の参加は可能)
  2. 当該または関連技術の試験研究の実績を有していること
  3. 試験研究の実行に必要となる組織、人員、設備を有していること
  4. 日本国内に試験研究拠点があること
  5. 当協会に登録された生分解性プラスチック、海洋生分解性プラスチック、もしくはバイオマスプラスチックを試験研究に用いること
  6. 採択時に締結予定の契約条項を遵守できること。契約書案はこちら
  7. 試験研究終了時に当協会にて研究成果の発表を実施すること
  8. 日本語での資料作成、コミュニケーションができること

応募方法

  • 応募書類をダウンロードして記入の上、提出。応募票はこちら
提出期限:
2024年7月31日(水) 18:00
提出先:
[email protected]

秘密の保持

  • JBPAは提出された応募書類について公表はしない。

委託予定先の決定

  1. 決定方法
    1. ① 提案書の要件確認後、JBPA技術委員会にて書面審査
    2. ② オンラインによるヒアリング
  2. 審査基準
    1. ① 事業目標との整合性
    2. ② 研究内容の新規性、独創性、優位性
    3. ③ 研究計画の妥当性

委託先の公表および通知

  1. JBPAウェブサイトで公開
  2. 応募者へメールで通知

スケジュール

2024年
7月31日
募集締切り
8月1日~9月中旬
審査、ヒアリング
9月中旬~9月下旬
委託先決定、契約手続き
10月1日
試験研究開始
10月末
助成金(前払分)支払い
2025年
3月31日
中間報告書提出
2026年
~1月31日
試験研究終了、最終報告書提出
2月~3月上旬
成果報告会
3月下旬
助成金(残額)支払い

問い合せ先

103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町5-11 ユニバーサルビル6F
日本バイオプラスチック協会  森 浩之
[email protected]
tel.03-5651-8151